ペルガモン王国
トルコ旅行その6・・・
エフェソスを後にして、ペルガモンにやってきました。
ここはヘレニズム時代に栄えたペルガモン王国の遺跡です。
観光地としての知名度は低く、街自体も小さなものです。
見所は王宮のあったアクロポリスと古代の医療センターであったアスクレピオンの二つに分かれます。
基本的にはどちらも丘の上にあるのでタクシーで向かうことになりますが、『歩き方』にはアクロポリスの方が街の中心から近く歩いていけるという投稿が掲載されていたので、歩いて行ってみました。
嘘でした
行ってみて分かったのですが、逆でした。
アスクレピオンが歩いて行けて、アクロポリスが要タクシーだったのです。
また『地球の迷い方』にしてやられました。
ところが、いいこともあったのです。
アクロポリスへ続く道をえっちらおっちら登っていると、地元の人がいたので、
アクロポリスはこっちでいいのか道を尋ねてみました。
すると、おじさんは道を教えてあげるから着いてきなさいと案内してくれました。
(何度も言いますがトルコ人は英語を話せませんので身振りで会話してます)
そこはアクロポリスの丘の中腹よりちょっと下ぐらいの位置だったのですが、
車道があって道の右側はフェンスが続いていました。
そのフェンスには1カ所人がしゃがんで通れるくらいの穴が空けられていまして、
おじさんはここから行くんだと指をさして教えてくれて去っていきました。
穴からフェンスの中に入って少し登ると、そこはもう
古代ペルガモン王国
が広がっていました。
通常、タクシーでアクロポリスのてっぺんまで行って上市の王宮や神殿を見て
帰ってくるだけですが、下から登っていけば下市、中市の一般市民の住居や王国の城壁、
ジムナジウムなどが見られるわけです。
特に城壁の門をくぐって王国の中に入って行くのは、当時王国へ向かう人たちと同じ道を
歩いているんだと妄想も広がります。
道順も遺跡に青い矢印でペイントされていたり、説明看板が立っていたりするので分かりやすく
迷うこともありません。
何より他に観光客が全くおらず遺跡を独り占めできるのも素晴らしい。
途中、羊を放牧している地元の人に出会いましたが・・・。
そんなわけでジムナジウムなどを堪能し、ようやく上市へ。
ここで道順を示す青矢印がなくなっていたので右に行ってみると、駐車場へ出くわしました。
どうやらタクシー組はここに来るようです。
そのまま普通に入場料10YTLを支払い遺跡に入りました。
すると、左手に下へ降りる道が続いているではありませんか。
なるほど、先ほど右ではなく左に行けば入場料すら支払わずに上市の遺跡見学ができたようです。
上市はやはり中市とは違い、大劇場やトラヤヌス神殿など立派な建造物が建てられています。
でも自分は中市の草原の中に並ぶ白亜の円柱など牧歌的な景色はけっこう好きでした。
というわけで、ペルガモン王国を満喫するなら下から登っていくことをお勧めします。
ただし、
いくら地元の人が教えてくれたとは言え、
フェンスの中に入っていくことといい、
入場料を支払わずに済むことといい、
限りなく黒に近いグレー
であることをお忘れなく。
関連ページ:
ベルガマ Bergama


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