アオマスクとカメとニシキテグリ

ニシキテグリ

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日目は、いよいよパラオの海でダイビングです。雨季にもかかわらず青空が広がっています。賭に勝ったよ。
朝8時にダイビングショップがゴキブリハウスもといホテルに迎えに来てくれました。今回利用したショップは、豪華な5つ星ホテル内にあるため、うちのゴキブリハウスと比較してせつなくなりますが、まぁいいでしょう。海に出たら同じです。

今日はウーロン島周辺のシアスクリフとシアスコーナーに潜りました。パラオと言えばブルーコーナーですが、同乗の外人さんが前日に行ったらしく、今日は別ポイントということで。
シアスクリフはドロップオフの壁が続くポイント。潜ってみると透明度がすごい。悔しいかな伊豆とは違います。まずは、壁沿いにカスミチョウチョウウオの群れが出迎えてくれました。さらには中層を泳ぐオグロメジロザメにも遭遇。やっぱりサメはかっこいい!!
そしてシアスクリフと言えば、アオマスク

アオマスク

アオマスク

本来は40m以深に生息していますが、ここでは15mという浅場で見ることができます。そのアオマスクさんにもばっちり出会えました!!名前のとおり、青い顔がかわいいです。最後には浅場でアカネハナゴイが群れていました。この子たちもステキでした。

1本目を終え、ランチと水面休息を兼ねてウーロン島に上陸しました。ここは、1783年にイギリス東インド会社のアンテロープ号が漂流してパラオに「遭遇」した地です。青い空、青い海、白い砂浜という絵に描いた南国が広がっています。島の内部には古代パラオ人が描いた壁画も残っているそうでちょっと探検もしたくなる島でした。

休息後の2本目は、シアスコーナーです。ここでは長い角が特徴的なヒメテングハギの雄に出会えました。けっこう大きくてびっくりしましたよ。そしてここでもドロップオフの壁沿いにオグロメジロザメやカンムリブダイとも出会えました。さらに、岩陰で休息しているタイマイとも!!タイマイはべっ甲の材料として乱獲されて絶滅危惧種となっています。尖ったくちばしがかわいいカメです。

タイマイ

タイマイ

そんなこんなで2本目を終えて帰ってきましたが、まだ初日で体力もあるので3本目をリクエスト。シャンデリアケーブに行ってきました。ここは世界的にも珍しい海中鍾乳洞です。

シャンデリアケーブ

シャンデリアケーブ

海の中にある入り口から潜って洞窟内を進むと、中で顔を出せる空洞があります。それはそれは神秘的な光景でした。さらに洞窟の外は浅い砂地になっていてそこにはニシキテグリが!!愛くるしい姿を納めることができました。

ニシキテグリ

ニシキテグリ

というわけで充実したダイビングライフでした。まぁ、ホテルに帰ったらゴキブリ再発だったんですけど、それはそれでいいとしましょう(昨日より数少なかったんで)。

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