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扶餘　Buyeo　부여

百済城郭の扶蘇山城址や、660年の百済滅亡の際に貞操を守るため宮女達が身を投げたという伝説が残る落花岩などがある。写真は百済滅亡時の三人の忠臣、成忠、興首、階伯の位牌を祭った三忠祠삼충사(1957建造)。

落花岩から身投げした女人達の魂を慰めるために高麗時代に建てられた寺。寺の裏には薬水が湧き出ていて、これを飲むと3年若返ると言われている。

663年に白村江の戦いがあった場所。百済に援軍を送った倭国はここで唐・新羅連合軍に大敗を喫した。現在は皐蘭寺からクドゥレ公園あるいは水北亭まで川下りが楽しめるが、人が集まらないと出発しないので利用価値は低い。

6世紀半ば創建され、660年に破壊。後の高麗時代の1028年に再建されたが、現在では6世紀末の五層石塔と高麗時代の石仏座像が残るのみである。市内にある百済時代の遺物はこの五層石塔しか遺っていないため見逃せない。

青銅器時代、百済時代、仏教美術の展示がある。金銅弥勒菩薩半跏像や百濟金銅大香爐など。