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九份 Jiufen 九份
清の光緒時代に金脈が発掘されて以降、金鉱の町として発展した。日本統治時代にその最盛を極め、現在でも当時の面影を残す街並みを見ることができる。1971年に金鉱が閉山され衰退していたが、近年は映画『非情城市』のロケ地として脚光を浴び、観光客を集めている。日本でも映画『千と千尋の神隠し』のモデルとして有名で、実際に宮崎駿監督も訪れていたそうだ。
豎崎路
Shuchi Street
豎崎路
九份を南北につないで300段もの石段が続く路。提灯が連なる店構えや石畳など、『千と千尋の神隠し』の商店街によく似ている。現在では、茶楼やカフェ、民芸店などが軒を連ねている。
- 入場自由
基山街
Jishan Street
基山街
九份の老街を代表する通りで多くの観光客が訪れる。幅2メートルほどの道に商店の軒が連なっており、昼でも暗い。昔は、夜になると住民がここに集まってきたことから、「暗街」とも呼ばれていた。今ではみやげ物屋や食べ物屋が並んでおり、食べ歩きしながら古い街並みを歩いて行ける。
- 入場自由
下午茶
Afternoon Tea
下午茶
九份には茶楼やカフェが数多くある。中には「九份茶坊」など歴史建築に認定された建物でお茶を楽しめる。外の喧噪から離れてのんびりとした時間でお茶を愉しむのもまた乙なもの。写真は「天空之城」という絶景を堪能できる茶館。
- 料金 お茶とお茶請けで二人で900元ほど (2011年現在)
- 忠孝復興駅SOGO向かいのバス停から基隆客運で金瓜石行き九份下車。所要約1.5時間。102元。
- 観光案内 (日本語)
- 旅行記: 九份—千と千尋の神隠し