台
湾2日目は九份まで足を延ばします。ここは映画『千と千尋の神隠し』のモデルとなった場所なのです♪ MRT忠孝復興駅前の緑のSOGO向かいのバス停から基隆客運で金瓜石行きに乗り込みます。昼間は15分おきに出ており、九份の目印も掲げられているので迷うことはないでしょう。片道102元でした。バスに揺られること90分、山道を抜け九份に到着します。「九份」で降りて豎崎路を登るルートと少し上の「舊道口」まで行き基山街を横切るルートがあり、ガイドブックおすすめの「舊道口」で降りたのですが、まぁスゴイ人出。
休日というせいもあるのでしょうが、基山街は人混みで大渋滞でした。今思えば、豎崎路の方が正解です。この基山街はみやげ物屋さんや軽食屋さんが軒を連ねまくっており、食べ歩きしながらいろいろと物色できます。
赤い提灯と食べ物屋が連なる景色は、千と千尋の光景に見えなくもありません。が、いかんせん人混みが・・・
買い食いしながら行列を進み、基山街の突き当たりまで行くと、そこは開けた展望台となっており、そこから基降の港が見渡せます。
少し来た道を戻って、豎崎路の石畳を下ると、あったあった千と千尋のような光景が。油屋に続く光景に近い気がしますです。
基山街ほど人も多くなく、こちらの道が正解ですな。
石畳に沿って立つレトロな建物の多くは、今はカフェとなっており、お茶が楽しめます。そんなカフェの一つ、これまた宮崎作品的なネーミングの「天空之城」で下午茶(アフタヌーンティー)と洒落込むことにしました。
名前の通り、絶景が望めるオープンテラスでお茶が楽しめます。かわいいお姉さんが日本語でお茶の説明もしてくれました。お茶にもたくさん種類があって悩みます。台湾と言えば凍頂烏龍茶ですが、もうお土産で先ほど購入したのでここは桃の香りがするという鉄観音にしてみました。お姉さんがお茶の淹れ方も説明してくれます。1杯目のお茶は濃いから捨てるのだそうです。飲むのは2杯目から。
お茶を飲みつつ、絶景を見つつ、なぜかいる猫と遊びつつ、のんびりと過ごしました。基山街の人混みは何だったんだろうという静けさです。
帰りはこのまま豎崎路を下れば、九份というバス停に出るので、そこからバスに乗り込みます。ただ帰りは、台北中心部まで戻らず、松山駅で下車して饒河街観光夜市で夕食にしました。観光夜市の入口には、光り輝く慈祐宮があります。
有名な士林観光夜市ほど広くはありませんが、400mに渡って屋台がずらっと並んでいます。韮饅頭や餃子や冷麺や西瓜ジュースを食べ歩いてすっかりお腹も満足です。南にある五分埔服飾特区には服飾品の問屋街があり、ウィンドウショッピングしながら歩いて帰れば、MRT後山埤駅までたどり着けます。
そんなこんなで2日間の台湾の旅は終了です。次はいずこに行くか。
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