ドイツ Germany Deutschland
ディンケルスビュール Dinkelsbuhl Dinkelsbühl
南北と東西の交易路を結ぶ交易都市として発展した街。10世紀に交差路の丘に要塞が築かれ、1188年には公文書に要塞地として記されている。13世紀には帝国都市となり、14世紀には毛織物工業で繁栄した。三十年戦争さなかの1632年、カトリック側であったディンケルスビュールはスウェーデン軍の略奪と破壊の危機にあった。しかし、ディンケルスビュールの子供達がスウェーデン軍の将軍に慈悲を請い、略奪から免れた。そのため、中世の景観が今日まで残されている。また、この伝承を記念した祭りキンダーツェッヒェが毎年7月に行われている。
聖ゲオルク聖堂
St. George’s Minster
Münster St. Georg
1448〜1499年にかけて建造されたゴシック様式のカトリック聖堂。聖ゲオルクはカッパドキアで竜を退治した守護聖人。
- 拝観自由
- 場所 49°04′10"N,10°19′10"E
ドイチェス・ハウス
Deutsches Haus
Deutsches Haus
聖ゲオルク聖堂の前に1600年頃に建てられた5軒の切妻屋根の家が並んでいる。写真左から3軒目がドイチェス・ハウス(ドイツの家)と呼ばれる後期ルネサンス様式を代表する美しい木組みの家。写真左の建物にはかつてスウェーデン王グスタフ・アドルフや、神聖ローマ帝国皇帝カール5世が宿泊した。
- 現在はホテル兼レストランとなっている
- 場所 49°04′10"N,10°19′08"E
- HP http://www.deutsches-haus-dkb.de/ (独・英・仏語)
- ローテンブルクからバスで55分。
- 公式ホームページ (独語・英語)