ドイツ Germany Deutschland
ローテンブルク Rothenburg ob der Tauber Rothenburg ob der Tauber
1274年に帝国自由都市となり、三十年戦争で荒廃するまで中世の重要な都市のひとつだった。第二次世界大戦の空襲で街の4割が焼失したが、その後中世の街並みを復興した。現在ではかなり厳しい建築基準を課していて、景観にそぐわないものは建てられない。あのマクドナルド(写真)でさえ、周囲にとけ込んでいるから驚きだ。都市景観を考える上でとても勉強になる街である。
仕掛時計マイスタートゥルンク
Master Draught
Meistertrunk
マルクト広場の市議会員宴会堂(1466年建造)にある。時計は1683年、仕掛時計は1910年に取り付けられた。三十年戦争の最中の1631年、ローテンブルクを占領した皇帝軍のティリー将軍が大ジョッキ(3.25l)を飲み干す者がいたら命を助けると言い、ヌッシュ市長が見事に飲み干したという逸話が演じられる。
1Fは観光案内所となっている。
- 見学自由
- 場所 49°22′38.80″N,10°10′44.40″E
- マイスタートゥルンク祭HP http://www.meistertrunk.de/ (独・英語)
聖ヤコプ教会
Church of St. Jacob
Stadtkirche St. Jakob
1311〜1490年建立のゴシック建築。リーメンシュナイダーの傑作『聖血の祭壇』(1505年)は必見。
- 拝観料 €2.00 (2007年現在)
- 場所 49°22′40″N,10°10′40″E
中世犯罪博物館
Medieval Crime Museum
Mittelalterliches Kriminalmuseum
1395年建造の聖ヨハネ騎士修道会の建物。12〜19世紀における法や刑罰の歴史を展示しており、魔女狩りに使用された拷問具も・・・。
- 入館料 €3.80 (2007年現在)
- 場所 49°22′32″N,10°10′44″E
HP http://www.kriminalmuseum.rothenburg.de/ (日本語あり)
帝国都市博物館(郷土博物館)
Imperial City Museum
Reichsstadtmuseum
1258年創立のドミニコ修道尼僧院。宗教改革によって1554年に廃院となった。現在は博物館となっており、ヌッシュ市長のワイン大杯や、ドイツで現存する最古の調理場(1300年頃)が残されている。
- 入館料 €3.00 (2007年現在)
- 場所 49°22′42″N,10°10′33″E
- HP http://reichsstadtmuseum.rothenburg.de/ (独・英語)
市庁舎の塔
The Tower of the Town Hall
Rathausturm
市庁舎の塔に上ると、市街を見渡すことができる。ローテンブルク(赤い街)の名が示すように、赤い屋根が延々と続く。
- 入場料 €1.00 (2007年現在)
- 場所 49°22′37.30″N,10°10′43.30″E
- ミュンヘンから乗り換え含め、列車でおよそ3時間。
- 公式ホームページ (独・英語)
Golelenes Lamm
- マルクト広場にあるので観光の便はいい。値段は高めの65DM(2000年当時)。
- 49°22′39″N,10°10′45″E
JH Rossmuehle
- 1516年に建てられた馬引き製粉所。現在はユースとして宿泊可能。€17.00 (2007年現在)。
- 49°22′21″N,10°10′45″E
- http://www.jugendherberge.de/ (独・英語)