メキシコ Mexico México
テオティワカン Teotihuacan Teotihuacán
紀元前2世紀〜紀元6世紀まで存続したテオティワカン文明の中心都市。神々を祀る神殿が建てられ、最盛期には20万人もの人々が暮らし、当時のコンスタンティノープルや長安、アレクサンドリアなどに並ぶ世界でも有数の大都市であった。しかし、その後干ばつなどの災害により都市は廃れてしまう。後にこの地を訪れたアステカ人によって、神々の都市テオティワカンと呼ばれるようになった。1987年には世界遺産に登録されている。


太陽のピラミッド
Pyramid of the Sun
Pirámide del Sol
紀元100年頃の建造。当時の高さは75mほどもあったと推定されている。後に訪れたアステカ人によって太陽のピラミッドと名付けられたが、建設当時の名称は分かっていない。

死者の大通り
Avenue of the Dead
Palacio Nacional
月のピラミッドから南に向かって2km伸びる大通り。綿密な計画の下、造られた都市であることがうかがえる。写真は、次のピラミッドからの眺め。

ケツァルコアトルの神殿
Temple of the Feathered Serpent
Pirámide de la Serpiente Emplumada
羽の生えた蛇神ケツァルコアトルと雨神トラロックのレリーフが壁面にある神殿。一部彩色が残っている箇所もある。メキシコシティの国立人類学博物館で復元された極彩色の神殿を見ることができる。