ミケーネ Mycenae ギリシャ Greece Ελλάς ミケーネ Mycenae Μυκήνες ミュケナイとも。ミケーネ文明の中心となった都市。エーゲ海交易で発展し、紀元前1400年頃クレタ文明を破壊、(史実としてはまだ確証されてないが)紀元前1250年頃トロイア戦争を起こしてトロイア(イリオス)を崩壊させている。しかし、紀元前1200年頃に海の民によって滅ぼされ、以後ギリシアは歴史資料が発見されない所謂暗黒時代に入る。 ホメロスの『イリアス』やアイスキュロスの『アガメムノン』に出てくるアガメムノンはここミケーネの王。 獅子門 Lion Gate ミケーネ遺跡の入口にある獅子門。獅子は王家の象徴だった。 世界遺産 『ミケーネとティリンスの古代遺跡群』 場所 37°43′51″N,22°45′22″E 円形墳墓A Circle grave A シュリーマンがホメロスの叙事詩を信じて発掘した墳墓。ここからは黄金のマスクが発掘された。 世界遺産 『ミケーネとティリンスの古代遺跡群』 場所 37°43′49.4″N,22°45′22″E アトレウスの墳墓 Treasure of Atreus こちらは原形をとどめている墳墓であるが、それが故に埋葬品はほとんど盗掘されてしまって、何も出てこなかった。 世界遺産 『ミケーネとティリンスの古代遺跡群』