エジプト Egypt مصر
ルクソール Luxor الأقصر
エジプト中王国時代と新王国時代の首都。歴史上ではギリシア語のテーベが使われる。特に第18王朝の時代に栄え、当時の遺跡も数多く残るため、世界の屋外美術館とも称される。東岸には神殿群が、西岸には王家の谷をはじめとする墳墓群が残る。
カルナック神殿
Karnak Temple
中王国時代から建造が始まり、その後2000年に渡り歴代のファラオ達によって増改築が繰り返された。神殿は4区画に分かれており、旅行者に公開されているのは、中でも一番大きいアモン=ラー神殿である。
- 世界遺産 『古代都市テーベとその墓地遺跡』
- 拝観料 20L.E (1997年当時)
- 場所 25°43′06″N,32°39′29″E
ルクソール神殿
Luxor Temple
紀元前14世紀のアメンホテプ3世の時代に建設が始まり、ラムセス2世が大々的に増築した。その後荒廃したが、アレクサンダー大王が修復している。
入口にそびえる第1塔門は高さ24m、ラムセス2世の建造だ。なお、右側のオベリスクは現在パリのコンコルド広場にある。
- 世界遺産 『古代都市テーベとその墓地遺跡』
- 拝観料 20L.E (1997年当時)
- 場所 25°42′00″N,32°38′21″E
ハトシェプスト女王葬祭殿
Mortuary Temple of Hatshepsut
第18王朝のハトシェプスト女王が建造。ハトシェプスト女王は紀元前15世紀に幼い側室の子トトメス3世の代わりにファラオとなった女性である。ハトシェプストは戦をせず交易によって国を繁栄させ、当時の様子が葬祭殿の壁画に描かれている。
- 世界遺産 『古代都市テーベとその墓地遺跡』
- 拝観料 12L.E (1997年当時)
- 場所 25°44′18″N,32°36′23″E
メムノンの巨像
Colossi of Memnon
第18王朝のアメンホテプ3世の坐像。元はファラオの在位中に建てられた葬祭殿の入口の像であったが、葬祭殿は後のファラオによって破壊されてしまいこの像だけが残っている。
- 世界遺産 『古代都市テーベとその墓地遺跡』
- 入場料 20L.E ツタンカーメンの墓は別途40L.E (1997年当時)
- 場所 25°44′25″N,32°36′05″E