インド India भारत
コルカタ Kolkata कोलकाता
2001年までは英語読みでカルカッタと呼ばれていたがベンガル語のコルカタに改められた。古くからこの地に人は住んでいたが、街の歴史は1690年にイギリスが商館を設置したことから始まる。1858年から1911年まで英領インド帝国の首都となった。当時抵抗運動の強いベンガル州を分断するために、1905年イギリスはベンガル分割令を発布したが、翌年にはこの地で国民会議派が英貨排斥などのカルカッタ大会4綱領を定め反英闘争を強める結果となってしまった。そのため1911年に分割令は撤回されたが、同年に首都をデリーに移し運動の弱体化を図った。その後コルカタはバングラデシュを含むベンガル州の州都となり、1947年のバングラデシュ分離独立後は西ベンガル州の州都となって現在に至っている。
カーリー寺院
Kali Temple
カーリーとはシヴァの妻の一人であり殺戮と破壊の女神。それでいて民衆に人気のある女神の一人。この寺院では女神に捧げるために毎日ヤギの首を刎ね、その模様を見学できる。転がる頭、流れる血、痙攣する胴体、落ちた内臓を喰らう野犬・・・全てが絶句です。(写真には撮れないので左は儀式前の信者の皆さん)
- 拝観無料