『三国史記』によれば、紀元前18年頃に百済の前身となる国をソウル付近に建国したとされる。史実では346年に漢城を都とした百済の実在が明らかにされている。475年に高句麗に漢城を落とされ熊津に遷都してから、ソウルは長らく一地方都市となる。時は流れて1394年、朝鮮国を建国した李成桂が漢陽に遷都し、以後500年間朝鮮国の首都となる。1910年の日韓併合によって京城と改名、朝鮮総督府が置かれた。1948年、大韓民国独立時にソウルを首都とし、現在に至る。