スペイン Spain España
コルドバ Córdoba Córdoba
750年、ウマイヤ朝がアッバース朝に滅ぼされると、ウマイヤ朝の残党アブド゠アッラーフマンはイベリア半島に逃れ、756年コルドバに後ウマイヤ朝を開いた。以後、1031年の後ウマイヤ朝滅亡まで首都として繁栄する。その後、レコンキスタの進展により、1236年カスティリャ王国に征服された。
1984年と94年にコルドバ歴史地区として世界遺産に登録された。
1984年と94年にコルドバ歴史地区として世界遺産に登録された。
キリスト教徒の王たちのアルカサル
Alcázar of the Christian Monarchs
Alcázar de los Reyes Cristianos
1386年に着工。女王イサベルはこの城でコロンブスに謁見した。
- 世界遺産 『コルドバ歴史地区』
入場料 €4 金曜無料 (2007年現在) - 場所 37°52′36"N,4°46′54"W
メスキータ
Mezquita
Mezquita de Córdoba
メスキータとはスペイン語でモスクの意味。784年に初代アブド゠アッラーフマン1世により建設が始まり、その後3回に渡って拡張された。カスティリャ王国に征服された1236年に、キリスト教徒によりカテドラルに改造されているとはいえ、その様相はモスクそのもの。何とも幻想的だ。
- 世界遺産 『コルドバ歴史地区』
- 入場料 €8 (2007年現在)
- 場所 37°52′45"N,4°46′47"W
ローマ橋
Roman Bridge
Puente Romano
グアダルキビール川に架かる橋。カエサルがポンペイウスを破った紀元前1世紀に最初の橋が建造された。その後何度も再建を繰り返しているが、8世紀に造られたアーチが現在も面影を残している。
ユダヤ人街
Jewish quarter
Judería
レコンキスタ後、キリスト教徒によって追放されたユダヤ人の居住区が残る。狭い路地にきれいな花の小鉢が飾られ、散歩にいい。質素だが神秘的なシナゴガ(教会)もある。
- 場所 37°52′47"N,4°47′1"W
- シナゴガ 拝観料 €0.3 (2007年現在)