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トレド Toledo Toledo
トレドの歴史は古い。紀元前2世紀にローマに征服された。415年西ゴート王国が興ると、560年に首都となった。711年ウマイヤ朝に征服され、イスラームの中心都市として発展。1085年にカスティリャ王国アルフォンソ6世に征服されたが、イスラーム教徒は留まり12〜13世紀に多くのアラビア語の学術書がラテン語に翻訳され、ルネサンスに影響を与えた。1492年のレコンキスタ後はイスラーム教徒は追放され、スペイン王国の首都として1561年のマドリード遷都まで政治・経済の中心だった。
1986年、世界遺産に登録された。
1986年、世界遺産に登録された。
アルカサル
Toledo Castle
Alcázar de Toledo
11世紀、カスティリャ王国アルフォンソ6世が築いた要塞が始まり。1階は暗くジメジメしていてダンジョンを彷彿させる。2階は軍事博物館となっており、スペイン内乱時代のものが展示されている。1936年にフランコ軍がここに籠城し戦った。
- 世界遺産 『古都トレド』
- 入場料 200Pts (2000年当時)
- 場所 39°51′28"N,4°01′15"W
聖マリア大聖堂
St. Mary’s Cathedral
Catedral de Santa María
1226〜1493年にかけて建造。その後も増改築が繰り返された。スペイン・カトリックの総本山。聖歌隊席のグラナダ戦争の木彫りがすごい。
- 世界遺産 『古都トレド』
- 入場料 €5.50 (2007年現在)
- 場所 39°51′25"N,4°01′26"W
古都
Historic City
Ciudad Histórica
トレドは三方をタホ川に囲まれて街が大きくなっていないため、中世の街そのものといった感じ。街並みも中世の雰囲気たっぷり。ただ、散策するには車が多い。狭い道をガンガン走る。進入禁止にすればもっといいのに。
- マドリードから列車で1時間半。日帰り可能。
- 政府観光局 (日本語)