チェコ Czech Česko
オロモウツ Olomouc Olomouc
9世紀のモラヴィア王国において主要都市であった。1063年には司教座が置かれ、1777年には大司教座となった。1306年、プシェミスル朝の最後の王ヴァーツラフ3世がポーランド遠征の途上、この地で暗殺された。その死後、プシェミスル朝は断絶し、ルクセンブルク朝がボヘミア国王となる。その後もモラヴィア辺境伯領の首都として繁栄していったが、三十年戦争では、スウェーデン軍に占領され、ブルノにその座を奪われてしまう。


聖三位一体柱
Holy Trinity Column
Sloup Nejsvětější Trojice
1716年から40年の歳月をかけて建造され、1754年に完成した。バロック様式。最上部は聖三位一体の像、中部は聖母の被昇天の像、下部は複数の聖人の像で飾られている。内部は礼拝堂になっている。中部ヨーロッパのバロック建築物の最高傑作の一例として世界遺産に登録された。

聖ヴァーツラフ聖堂
St. Wenceslas Cathedral
Katedrála svatého Václava
1131年にロマネスク様式の教会として始まった。13〜14世紀にゴシック様式に拡張され、1883〜1892年にかけてネオゴシック様式で改修された。
- 拝観自由
- 場所 49°35′52"N,17°15′45"E
- 入場料(塔) 15Kč (2009年現在)