トルコ Turkey Türkiye
イズミル Izmir İzmir
古名はスミルナ。ヘロドトスによると、紀元前1000年頃にアイオリス人の入植が始まり、その後すぐにイオニア人に取って代わられた。紀元前650年頃から繁栄を極めるも、紀元前610〜600年頃にリディアの侵攻を受け、紀元前545年にはペルシア帝国によって破壊された。ヘレニズム時代にスミルナは再建され、紀元前133年にローマ共和国の支配権に入ると二度目の黄金期を迎える。178年に大地震によって被害を受けたときには、皇帝マルクス・アウレリウス・アントニヌスの寄付によって再建された。ローマが分割してからは東ローマ帝国の支配圏となったがスミルナは徐々に衰退していった。1415年以降オスマン帝国の支配下に入っていたが、第一次世界大戦後の1919年5月ギリシア軍がイズミルを占領した。しかし1922年ギリシア軍はケマル・パシャ率いるアンカラ新政府に敗北しイズミルは奪回され、現在に至っている。
アゴラ
Agora
Agora
ローマ時代の178年の大地震で破壊された後に再建されたアゴラ。地震の影響を最小限に抑えるため、地下に巨大な空間を造った。写真のアーチより下が地下空間部分。列柱はコリント式。
- 入場料 2YTL (2007年現在)
- 場所 38°25′08″N,27°08′21″E
- ホームページ (英語)
時計塔
Clock Tower
Saat Kulesi
コナック広場にあるイズミルのシンボル。1901年に34代スルタンのアブデュルハミト2世在位25周年を記念して建てられた。1919年のギリシア-トルコ戦争ではここでトルコ人による最初の発砲があったらしい。
- 入場無料
- 場所 38°25′07.9″N,27°07′43.4″E
- 入場料 5YTL (2007年現在)
- 場所 38°24′50″N,27°07′41″E
- ホームページ (英語)
民族博物館
Ethnoghraphical Museum
Etnografya Müzesi
19世紀の人々の生活を中心に展示している。目玉のお守りナザール・ボンジュウの展示もある。ナザール・ボンジュウはメデューサ信仰の名残だとか。
- 入場料 2YTL (2007年現在)
- 場所 38°24′49.5″N,27°07′43″E
- ホームページ (英語)
- イスタンブール・アタテュルク国際空港から飛行機で1時間。およそ90YTL(2007年現在)。
- 空港から市内へはシャトルバスで10YTL(2007年現在)。ヒルトンホテルの先で降ろされる。
- ちなみに市内からオトガル(バスターミナル)へはバスマーネ駅南の通りから出ている191番のバスに乗り込んで30分程(1.5YTL,2007年現在)。終点下車。
- 旅行記:トルコ人の英語力
- 旅行記:イズミルのオトガル
- 観光案内 (土語・英語)
Hotel Akpinar
- バスマーネ駅そば。シャワー付きの部屋だったがお湯は出なかった・・・。シングル15YTL(2007年現在)。
- 宿のオヤジは全く英語が通じない。
- 1294 Sok. No.13 Basmane