古くはなにわと呼ばれ7世紀には難波宮が置かれるなど政治の中心であった。15世紀頃から大坂と呼ばれるようになり、1496年に蓮如が浄土真宗の石山御坊(後の石山本願寺)を開いたことから寺内町として発展した。1583年に石山本願寺跡地に豊臣秀吉が大坂城を築き城下町となる。豊臣家滅亡後も江戸幕府によって天領となり再建され、「天下の台所」と呼ばれる商人の街として発展し元禄文化が花開いた。明治時代に大阪の表記が定着して現在に至る。