ト
ルコ旅行その3・・・。強制送還され暫く日本に再入国できない彼には覚えた日本語を駆使して観光業でもやればいいぢゃんと慰めて別れ、イスタンブールを後にしました。国内線に乗ること1時間でかつてのギリシア人の街イズミルに到着。世界七不思議の一つエフェソスには翌日行くことにして、本日はこのイズミルに泊まることにしました。
イズミル自体にもコリント式の列柱が並ぶ古代アゴラだとか、その発掘物を展示する博物館だとか、上野のアメ横みたいなアナファルタラル通りだとか色々と見所はあるのですが、今日は宿のお話。
自分にとってトルコ初めての宿になるイズミルは、バスマーネ駅前の安宿にしました。『地球の歩き方』に載っている情報を頼りに狭い路地を抜け、宿に到着。扉を開けるとそこは、(恐らく)家族みんなで食事をしているアットホームな光景が。家族経営の小さな宿なんだなと納得しつつ、空き部屋はあるかと英語で話すも全く通じない。
いや、確かにトルコはトルコ語であって英語圏ではないのですが、観光客相手の商売である宿ぐらいは通じるかと思っていたのが、
甘かった
まぁ言葉が通じなくても、宿に来る客は宿泊がしたいと目的がはっきりしているので泊まることは何とかなるものです。自分も一指し指を一本立てて”1 night”と連呼することで1泊は確保できました。
オヤジも
「上(指さして)は今掃除中だからダメ(手振って)。ここで(指さして)コーヒー飲んで(コーヒー持って)待ってなさい(椅子さして)」
と身振りコミュニケーションを図るのです。
ただ問題は、宿のオヤジが英語話せないと、
「どこどこ行くにはどうやって行けばいいの?」
とか
「近くにおいしいレストランはある?」
とかいう情報収集ができなくなることで。
現に、翌朝エフェソス行きのバスに乗るために大変な思いをする羽目になったのです・・・。
関連ページ:
イズミル Izmir