チェコ Czech Česko
プラハ Prague Praha
プラハ城
Prague Castle
Pražský hrad
9世紀後半に建築されて以来、幾多の変遷を経て現在のような複合施設となった。カール4世の治世の14世紀に、ゴシック様式の王宮が再建された。『ギネスブック』には、世界最古の大きな城として登録されている。1618年にこの旧王宮を民衆が襲い、国王の使者を窓から突き落とす事件(プラハ窓外投擲事件)が発生した。これを機にプロテスタント貴族の反乱が起こり三十年戦争へと長期化することとなる。
- 世界遺産 『プラハ歴史地区』
- 入城料 350Kč カメラ持込 50Kč (2009年現在)
- 場所 50°05′23"N,14°23′54"E
- HP http://www.hrad.cz/en/ (英語)
聖ヴィート大聖堂
St. Vitus Cathedral
Katedrála svatého Víta
もともとは、925年にドイツ王ハインリヒ1世から聖ヴィートの聖遺物を贈られ建てられたロトンダから始まった。1344年に大司教区となり現在のゴシック様式の大聖堂が建築された。しかし、フス戦争などにより工事中断を余儀なくされ、完成したのは1929年。内装のステンドグラスが素晴らしい。地下には、カール4世を含む歴代の王が眠っている。
- 世界遺産 『プラハ歴史地区』
- 拝観自由
- 場所 50°05′27"N,14°24′03"E
旧市庁舎
Old Town Hall
Staroměstská radnice
旧市街広場に面して建っている。現在の建物は、第二次世界大戦後再建されたもの。旧市庁舎塔の下部に有名な天文時計(Orloj)が取り付けられている。この天文時計の核となる部分は1410年に制作された。時計は上から、仕掛け時計、天文図、暦表の構造。
- 世界遺産 『プラハ歴史地区』
- 入場料(塔) 100Kč (2009年現在)
- 場所 50°05′13"N,14°25′15"E
ティーン教会
Church of Our Lady before Týn
Kostel Matky Boží před Týnem
1135年に建てられた小さな教会を、1365年に現在見られる後期ゴシック様式に改築した。15世紀にはフス派の本拠地となった。ティーン教会の前の旧市街広場にはヤン・フス像も建てられている。
- 世界遺産 『プラハ歴史地区』
- 拝観自由
- 場所 50°05′15"N,14°25′21"E
- HP http://www.cuni.cz/UKENG-1.html (英語)
カレル橋
Charles Bridge
Karlův most
カール4世の治世の1357年に建設が開始され、15世紀初頭に完成したゴシック様式の石橋。旧市街と王城を結んでいる。17世紀から19世紀にかけてバロック様式の聖人像が付け加えられた。中でも最古の1683年に建造された聖ヤン・ネポムツキー像のレリーフに触れると幸運が訪れると言われている。
旧新シナゴーグ
Old-New Synagogue
Staronová synagoga
1270年に建造されたゴシック様式のシナゴーグ。現在も使用されているシナゴーグとしては世界最古。16世紀のラビ・レーヴが創造したと伝えられるゴーレムの土塊が屋根裏に安置されているという伝説が残る。
- 世界遺産 『プラハ歴史地区』
- 拝観料 200Kč (2009年現在)
- 場所 50°05′24"N,14°25′07"E
- HP http://www.jewishmuseum.cz/en/info_jp.php (日本語)