日本 Japan
萩 Hagi
1604年、関ヶ原の戦いで西軍についた毛利輝元が減封の後、指月山の麓に萩城を築城し、以後長州藩の城下町として江戸時代を通じて発展した。幕末には、松下村塾から多くの志士を輩出し、明治維新の原動力となった。
萩城跡指月公園
Hagi Castle
1604年、毛利輝元によって指月山麓に築城された。山麓の平城と山頂の山城から構成される。しかし、明治維新後の1874年に廃城令によって取り壊され、現在は石垣と堀の一部のみが残っている。二の丸入口近くに1856年に建てられた旧厚狭毛利家萩屋敷長屋が現存しており、当時の面影を今に伝えている。
- 世界遺産 『明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業』
- 萩循環まぁーるバス「萩城跡・指月公園入口 萩夏みかん工房前」下車、徒歩5分
- 入場料 ¥210(2015年現在)
- 場所 34°25′3.33"N,131°22′56.92"E
- HP http://www.hagishi.com/search/detail.php?d=100049 (日本語)
- 世界遺産 『明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業』
- 萩循環まぁーるバス「萩美術館浦上記念館・萩城城下町入口」下車、徒歩4分
- 入場料 ¥100(2015年現在)
- 場所 34°24′44.2"N,131°23′41.0"E
- HP http://hagishi.com/search/detail.php?d=100002 (日本語)
旧藩校明倫館
Meirinkan
元々は、1718年に6代藩主毛利吉元が萩城三の丸に建てた学校。その後1849年に14代藩主毛利敬親により、現在の地に移転され、規模も拡大された。現在も剣槍術場である有備館や日本最古のプールである水練池などが残っている。
- 萩循環まぁーるバス「萩・明倫センター」下車、徒歩1分
- 見学自由(2015年現在)
- 場所 34°24′33.8"N,131°23′56.6"E
- HP http://hagishi.com/search/detail.php?d=100040 (日本語)
松下村塾
Shoka Sonjuku private school
吉田松陰が1857年から1年間開いた私塾。武士、町民の身分の隔てなく受け入れた。門下生には久坂玄瑞、高杉晋作、伊藤博文、山縣有朋など明治維新や明治新政府で活躍する人材を数多く輩出した。現在は、1907年に創建された松陰神社の境内となっている。境内には、松陰の実家である杉家旧宅も現存している。
- 世界遺産 『明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業』
- 萩循環まぁーるバス「松陰神社前」下車、徒歩1分
- 見学自由
- 場所 34°24′43.81"N,131°25′2.44"E
- HP http://www.shoin-jinja.jp/ (日本語)
伊藤博文旧宅・別邸
Hirobumi Ito’s Old Residence
後の初代総理大臣伊藤利助(博文)の旧宅。松下村塾で松陰に学び、尊皇攘夷派として活動していた時代から、明治元年兵庫県知事に赴任するまではここを本拠としていた。隣にある別邸は、初代韓国統監だった1907年に東京府下荏原郡大井村に建てた別邸を移築したもの。
- 萩循環まぁーるバス「松陰誕生地前」下車、徒歩5分
- 別邸入場料 ¥100(2015年現在)
- 場所 34°24′39.8"N,131°25′05.2"E
- HP http://hagishi.com/search/detail.php?d=100012 (日本語)
萩反射炉
Hagi Reverberatory furnace
黒船来航により海防強化の必要性を感じた長州藩が、鉄製大砲を作成するために1856年に建造した試験炉。日本に現存する2つの反射炉のうちの一つ。
- 世界遺産 『明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業』
- 萩循環まぁーるバス「萩しーまーと」下車、徒歩約5分
- 見学自由(2015年現在)
- 場所 34°25′41.4"N,131°25′05.9"E
- HP http://www.hagishi.com/search/detail.php?d=100081 (日本語)
- 世界遺産 『明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業』
- 萩循環まぁーるバス「萩しーまーと」下車、徒歩約10分
- 見学自由(2015年現在)
- 場所 34°25′48.1"N,131°24′43.6"E
- HP http://hagishi.com/search/detail.php?d=100087 (日本語)