プラハ城

プラハ城正門

日は、いよいよプラハ城に向かいます。カレル橋を抜け、登城道の坂道を登っていきます。結構な坂道を登り切ると、そこにはプラハ城正門が!!
まぁ、ものすごい観光客ですが、正門の両脇には衛兵さんもちゃんといます。この衛兵たち、観光客が一緒に写真を撮っても完全無視。微動だにしないからすごいものです。

プラハ城正門

正門

正門から第1の中庭に入り、マチアス門をくぐって第2の中庭も抜けると、目の前にいきなり聖ヴィート大聖堂が現れます。

聖ヴィート大聖堂

聖ヴィート大聖堂

14世紀のカール4世の時代に建築が始まり、現在のような圧倒的な姿をみせるこの大聖堂、外から見るだけでもすばらしい。
壁面も黄金で装飾されていたりと外装を見ているだけでも時間を経つのを忘れてしまいます。

聖ヴィート大聖堂の外壁

聖ヴィート大聖堂の外壁

ただ、さすがにプラハ城の目玉だけあって、観光客が長蛇の列で並んでいるわけです。並ぶのが大嫌いな自分としては、とりあえず中に入るのは後回しにして旧王宮を見に行くことにしました。ここは16世紀まで王宮として使用されていた場所で、入ってすぐにヴラディスラフホールと呼ばれる大きなホールがあります。このホールは16世紀当時はヨーロッパ最大のホールだったとか。

ヴラディスラフホール

ヴラディスラフホール

旧王宮を後にして、火薬庫や聖イジー教会、国立美術館などを見て回ります。その後、さらに北に進んで黄金小路へ。ここは土産物屋が並ぶ通りにもかかわらず入場するにはチケットが必要という何だか分からない場所です。1597年にできた通りで、当時は使用人などが住んでいたそうです。ちなみに黄金小路の一角には、フランツ・カフカが1917年に仕事場としていた真っ青な家があります。ここも現在は立派な土産物屋となっています(笑)。

カフカの家

カフカの家

黄金小路を抜けたら、ぐるっと回って聖ヴィート大聖堂に戻ってきました。いよいよ、中に入ってみます。といっても並ぶ必要はありますが・・・
中に入ると奥行きの広い空間が広がります。

聖ヴィート大聖堂内部

聖ヴィート大聖堂内部

そしてなによりも両脇にあるこれでもかと言わんばかりの豪華なステンドグラスの数々。これらは19世紀末から20世紀初頭に作られたものですが、どれもこれも素晴らしい作品です。

ムハのステンドグラス

ムハのステンドグラス

ステンドグラス

ステンドグラス


また、他にも黄金色に輝く聖ヴァーツラフの礼拝堂など歴史ある遺物もあり見応え十分な大聖堂です。

聖ヴァーツラフの礼拝堂

聖ヴァーツラフの礼拝堂

といういわけで、半日以上プラハ城を堪能できました。さすが、名実ともにプラハ最大の観光名所なわけです。


関連ページ:
プラハ Prague

Leave a comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA