日本　Japan

出雲　Izumo

葦原中国の国作りを行った大国主大神に対し、天津神が国を譲るように要求し、その見返りに建てられた宮殿とされる。日本最古の神社建築様式である大社造りで建てられている。現在の本殿は1744年の建造。なお、かつての本殿は壮大で、平安時代には、東大寺大仏殿、平安京大極殿よりも大きい建物だったと伝えられる。

神在月に八百萬神が集まり、縁結びの神議を執り行う場。

国譲り神話の舞台。この浜で、大国主大神と武甕槌神が国譲りの交渉をしたと伝えられる。また、神在月には八百萬神がこの浜から上陸し出雲大社へと向かう。

巨大建造物だった頃の出雲大社の復元模型や、出雲風土記、日本書紀などが展示されている。中でも圧巻なのが、荒神谷遺跡から出土した358本の銅剣だ。弥生時代中期に作成されたものとみられている。