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那覇　Naha　なーふぁ

14世紀頃の建造。1429年に三山を統一した尚巴志が王城として拡張整備した。1945年の沖縄戦で米軍の攻撃により焼失。現在の正殿は1992年に復元されたものである。2000年に首里城跡が世界遺産に登録されている。

琉球王家が旅に出る前に祈りを捧げた聖地。御嶽の前にある石門は、1519年の建造であり、世界遺産にも登録されている。

1501年に第二尚王朝の3代国王尚真によって建造された尚家の墓所。沖縄独特の家の形をした破風墓の始まりとされる。中室は洗骨するまで遺体を安置する部屋であり、王族は東室に葬られた。沖縄戦で破壊されたが、1972年に修復された。

1494年創建の尚家の菩提寺。臨済宗。沖縄戦で放生橋を除く全ての建築物が焼失した。現在は放生橋の周りに放生池と総門などが復元されている。

1799年年に造られた廻遊式庭園。琉球王家の別邸で、海外の使臣の接待にも使われた。園内の育徳泉という湧き水に天然記念物の紅藻類シマチスジノリが生育している。

1682年に尚貞により各地の窯場を集めて造られた焼き物街。沖縄戦での被害をあまり被らなかったため、戦前の佇まいが残っている。壺屋焼物博物館では焼物の歴史や壺屋焼の技法などを見学できる。