日本 Japan
日光 Nikkō
二荒山(男体山)を中心とするこの地は766年に勝道上人によって四本龍寺(輪王寺)が開かれて以来、門前町として発展した。820年に空海が二荒に日光の字を当てたことから日光と呼ばれるようになった。1617年に東照宮に徳川家康が祀られて日光山として崇拝されてきたが、1872年に神仏分離によって現在の二社一寺(東照宮・二荒山神社・輪王寺)に分かれた。
- 世界遺産 『日光の社寺』
- 社寺共通拝観券 ¥1,000, 奥宮は別途 ¥520(2007年現在)
- HP http://www.toshogu.jp/
二荒山神社
Futarasan Shrine
男体山、女峯山、太郎山の三山を祀る。767年に勝道上人によって開かれたとされる。本殿および拝殿は1619年の建造で1645年に再建されたが、現在も創建当時の姿を保っている。神が2匹の大蛇を橋に変えたという伝承が残る神橋は1904年の再建。
- 世界遺産 『日光の社寺』
- 社寺共通拝観券 ¥1,000(2007年現在)
- HP http://www.futarasan.jp/
輪王寺
Rinnō-ji
766年に勝道上人によって前身である四本龍寺が創建された。現在の本堂である三仏堂は848年に天台宗の高僧円仁によって創建されたと伝えられる。現在のものは1647年に再建されたもの。
- 世界遺産 『日光の社寺』
- 社寺共通拝観券 ¥1,000(2007年現在)
- HP http://www.rinnoji.or.jp/
中禅寺
Chuzen-ji
784年に勝道上人によって建立された。現在は輪王寺の別院となっている。1902年の大山津波の被害に遭い、再建された。本尊の千手観音像は立木に彫られた非常に珍しいもの。平安時代後期の作。
- 拝観料 ¥500(2007年現在)
- HP http://www.rinnoji.or.jp/keidai/tyuzenji/tyuzenji.html
大猷院霊廟
Taiyu-in Mausoleum
1651年に亡くなった3代将軍徳川家光の霊廟。1653年に造営され、現在も当時の形式を伝える。京都の金閣寺、平泉の中尊寺金色堂に並び、金箔を貼られたお寺として有名。輪王寺に属している。残念ながら家光の墓所がある奥院は非公開。
- 世界遺産 『日光の社寺』
- 社寺共通拝観券 ¥1,000(2007年現在)
- HP http://www.rinnoji.or.jp/
日光杉並木街道
Cedar Avenue of Nikkō
1625年より、家臣松平正綱がおよそ20年の歳月をかけて東照宮までの街道に杉を植樹し、寄進したことに始まる。総延長は35kmに及び、世界最長の並木としてギネスブックに登録されている。
- 見学自由
- HP 栃木県公式ページ
- 浅草から東武特急で1時間50分
- 公式ホームページ (日・英・韓・中語)
- 観光案内 (日・英・韓・中語)
- 日光国立公園 (日本語)