韓
国の友人から久しぶりにメールが来た。「14:30に関西国際空港に着くから迎えにきて。」え〜、ちなみに自分は大阪に住んでいません。関西圏の人間でもありません。最初は
はぁっ?!
と思いましたが、大阪行ったことないし一緒に観光するのもいいかと考え直し迎えに行ってあげることにしました。
大阪行くのは良しとしても、空港まで迎えに行くのは時間とお金がとってももったいない気がしまくりでした。子供じゃあるまいし、日本も二度目、英語も話せるんだから一人で来られるだろうと。まぁ、しかし、自分が韓国に行ったときもそう言えば現地の友人が頼みもしないのに送り迎えしてくれたことを思い出し、これが儒教の強い韓国人の礼儀なのかしらと思ったものでした。
・・・送り迎えしてくれた友人は今回来る友人とは別人ですが。
というわけで、仕方がないので関空までお出迎えしてあげることになったのです。夜行バスで大阪入りし、関空までの途中下車の旅で住吉大社なぞを一人でぶらぶらしながら時間を潰し、14:00過ぎに関西国際空港に到着。
この直前に入ったレストランに置いてあった雑誌で、関空建設の埋立のために削られた瀬戸内海の島々の無惨な状況の記事を読んでいたので、これが「美しい日本の国土」を削って出来た空港だと思うと感動もひとしおです。そんな空港で旧友と2年ぶりの再会・・・
友人「いやぁ疲れたよ」
(おそらく関空までの移動時間は自分の方が上です)
友人「昨日は仕事が長引いてあまり寝てないんだよ」
(自分も夜行バスだったので寝てません)
そんな心の叫びは置いといて笑顔でwelcomeと言って、再会を喜びました(笑)
1時間かけて大阪に戻り、そのまま本日の宿ゲストハウス由苑へ。実は日本では初めてのゲストハウスだったのですが、これが実にいい。今年オープンしたばかりらしく、古民家を改造した昭和の香り満載のレトロなお手製ゲストハウスです。お客も最大11人しか泊まれなくこじんまりとしてますが、なんかこうスタッフが手作りで頑張ってます感が如実に表れてググッときちゃいました。
とりあえず、荷物を下ろして再会を祝うべく道頓堀に飲みに行ったのですが、23時過ぎにゲストハウスに帰ってくるとスタッフの方と一部宿泊客で飲み会をやっていました。いいなぁ、なんかこのゲストハウスならではの光景。友人のガイドでなく一人旅だったらもっとどっぷりと浸かってみたい・・・そんな匂いのするゲストハウスでした。