モン・サン゠ミシェルに行きたい

聖ガシアン大聖堂

テルで朝食付きにしたので地下の食堂に食べに。出てきたのはクロワッサンとフランスパンにリプトンティーのみ。これで35Fは高っ。外食するべきでした。
今日はモン・サン゠ミシェルに行くつもりで、トーマス・クックとにらめっこしながらルートを考えます。来た道を戻るのはしたくなかったのでパリには行かず、Follignyまで行ってそこからPontorsonに行くルートにしました。

ところが、ここはフランス。日本とは違います。9:30発の列車がなんと40分近くも遅れて、途中のArgentanでの乗り換えに間に合いませんでした。当然のように乗り換えの列車も待っていてはくれません。平日ならCaenまで出るルートもあったのですが、今日はキリスト昇天祭のため列車がありません!!次は18:52発というふざけたことを言ってくれてます。しかも、このArgentanには何もなく、6時間待ちは耐えられそうにありません。。。

だもんで、とりあえず13:47発のトゥール行きの列車に乗ってみました。車中、モン・サン゠ミシェルへ行くにはどうすればよいか頭をひねりましたが、結局Argentanまで引き返すしかないことが判明。
ここで出せる結論は・・・モン・サン゠ミシェルをあきらめる。あぁ、さらばモン・サン゠ミシェル。そのうち行くからね。。。

ということで、16:02トゥール着。意外と発展していました。ここはロワール地方の古城巡りの起点となる街で、日本人も割かし多いです。
駅から向かいの観光案内所に行き、地図をもらって1つ星の安宿Hotel Eroiを手配してもらいます。観光案内所で宿代140Fも支払い(予約手数料も無料)、早速宿にチェックイン。安い割にはなかなかいい感じの宿でした。部屋にトイレやシャワーはなくてもビデはあるのがフランス式らしいです。最初ビデだと分かるまでに数十分を要しました。。。

ホテルに荷物を置いて観光案内所で教えてもらった旧市街へと繰り出します。旧市街と言っても、古い建物が部分的に残っているというだけで街全体がというわけではありません。昔のレンガの上からコンクリートで舗装しているところはいささかいただけない感じです。
そんな感じでふらふら散策していると、ふと赤い建物が目に入りました。看板の説明を読むに、何でも1429年にトゥールを訪れたジャンヌ・ダルクが鎧を作らせた場所なんだとか。何気ない建物にも英雄の痕跡が見られるのはさすが歴史大国。

ジャンヌ・ダルクゆかりの家

ジャンヌ・ダルクゆかりの家

ただ、聖ガシアン大聖堂はすばらしい。

聖ガシアン大聖堂

聖ガシアン大聖堂

聖ガシアン大聖堂

聖ガシアン大聖堂


あの大きさとステンドグラスの荘厳さには思わずの存在を信じてしまいたくなります。今日はキリスト昇天祭のためか18:30からミサが始まったので参加してみました。クリスチャンじゃないけど。フランス語は全く分かりませんでしたが、隣の人と手をつなぐ儀式なんかちょっといいかも。こうやって地域の親睦の輪が広がるのかしらん。
時刻は21時前。でもまだ全然明るいです。が、昨日の疲れが溜まっているので今日の散策はここまで。

Top

関連ページ:
トゥール Tours