台湾の故宮博物院

故宮博物院

年は北京の紫禁城に行ったので、今年はその故宮の宝物を見ようと台湾に行くことにしました。
そうなんです。国共内戦に敗れた国民党政府が紫禁城の宝物を持ち出したので、台湾にあるのですよ。
台北には、深夜便で行くことに。20時初のエバー航空で台北桃園空港着は23時。EVA長栄航空バスで1時間かけて、台北中心部へ。本日お世話になるゲストハウスJasmin Jamさんに着く頃には1時を回っていました。ただゲストハウスのご主人がバス停まで出迎えてくれて大助かりです。こちらのゲストハウスはとってもキレイでおすすめですよ。
で、明けて翌日。さっそく故宮博物院に向かいます。

故宮博物院

故宮博物院

ご覧のように、まぁ広い。宝物は600,000点を超えるというのだから、納得です。
で、メインの宝物は「翠玉白菜」。翡翠の緑色と白色のバランスを見事に利用した白菜の彫刻です。残念ながら撮影厳禁のため写真はありませんが、白菜の上にはキリギリスもいたりしてなかなか凝った作りなのです。が、思ったよりもちっちゃかった。
そのほかにも、各種礼器や青磁、書、水墨画などさまざまな宝物がてんこもりでした。
そんなこんな一通り歩いて回るとお昼になったので、昼食を取ることに。博物院とは別の建物の地下2階に府城晶華というレストランがあり、ここは安い割にとてもおいしいというネット上の噂が。ということで、せっかくだからとコースメニューを注文。それでも300元とリーズナブルな値段。
で、お味はというと自分には何ともまぁ残念な感じでした。目玉の但仔麺にも申し訳ない程度の海老が入ってるだけだし、浮水白北魚羮という白身魚のスープは薄味で白身魚もイモムシに見えてしまうしで、個人的には・・・。セットメニューよりも単品でおいしそうなものを注文すべきでした。
午後は、台北のレトロな街並みを拝見しようと、迪化街に行ってみました。ここは、日本統治時代の建物が数多く残っているのです。

迪化街

明治時代の面影を残すバロック式建築

これはバロック式の建物。明治の香りがぷんぷんですな。

乾物屋

乾物屋さん

現在も、乾物屋さんや漢方屋さんが軒を連ねて当時の面影を感じさせます。
そんなこんなで歩き回った後は、MRTで行天宮へ。こちらは関羽が祀られている廟で、商業の神様として拝まれているのだとか。すごいたくさんの人がお参りしているので、信仰の篤さがうかがえます。
というわけで初日から歩き回ったので、やはり台湾といえば足裏マッサージに行かなければっ。行天宮から徒歩5分で行ける達摩動舘に。日本語がしゃべれるスタッフに足裏マッサージをしてもらいました。
やはり、いいっす。
そろそろおなかが減ったので、達摩動舘から歩いて行ける好記担仔麺へ。昭和の日本のポスターなどが貼ってあり、なんだかいい感じの雰囲気。

好記担仔麺

好記担仔麺

ここでの空心菜の炒め物と担仔麺は秀逸でした。お昼ご飯とはそりゃ雲泥ですよ。
夕飯を堪能したあとは、食後のデザートを食べにMRTで忠孝敦化まで移動。駅前の騒豆花というお店で草苺豆花と紅豆山藥豆花を頂きました。豆花とは豆乳で作るスイーツです。まぁ、豆腐プリンみたいなもんです。

豆花

豆花

中でも、草苺豆花はイチゴとタピオカが相まって抜群の美味しさでしたよ。是非おためしあれ。

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