ブダ王宮とドナウ河岸

ダ王宮に向かいます。地下鉄M2でセール・カルマン広場駅へ。ここからは16番バスで王宮内に行けるのですが、何となく歩いてしまいました。ブダペストカード持ってるからバス無料なのに。。。

ウィーン門

ウィーン門

てくてく歩くとウィーン門が見えてきます。ここからはブダペストカードでゲットできるモバイル観光アプリを使って、ガイドしてもらいながら王宮内を散策することに。便利な時代になったものだ。

ユダヤ人祈りの家

ユダヤ人祈りの家

ウィーン門からすぐに Táncsics Mihály 通りに入ります。ここは700年の歴史を持つ、最も古い通りの1つなんだとか。赤い建物はもともとユダヤ人街の議員の家だったものが、16世紀にユダヤ人の祈りの家となったもののようです。

赤いハリネズミの家

赤いハリネズミの家

さらに進むと赤いハリネズミの家が見えてきました。この家は城内で最も古い家の1つです。赤いハリネズミはおそらく家主の家紋だったのでしょう。

漁夫の砦

漁夫の砦

その先には有名な漁夫の砦があります。ネオロマネスク式の尖塔で名前の由来は昔ここに魚の市が立っていたからとか。ここのテラスからはブダペストの町並みとドナウ川が一望でき、絶景です。隣にマーチャーシュ教会がそびえてますが、まだ10時。今日は日曜日で教会は13時からでないと見学できないため、とりあえず後回しです。

ブダ王宮

ブダ王宮

ブダ王宮の地下

ブダ王宮の地下


炎天下の中、歩き続けるとようやくブダ王宮が見えてきました。13世紀から王宮として君臨し続けてきた地です。今のお城は世界大戦後に修復されたものですが。王宮は現在、国立美術館と歴史博物館となっています。どちらもブダペストカードで入れますが、まずは歴史博物館へ。結構広いです。案内板に従って回っていくと、王宮の地下室や洞窟を巡ることに。創建当時の柱や壁が残っておりタイムスリップした気分になれます。
その後は一応国立美術館へ。昨日見た西洋美術館とは違い、こちらはハンガリー人画家の作品を展示してあります。あんまり興味なかった。。。

お昼になったので、マーチャーシュ教会に行く前にランチ。セルフサービスのレストランでカツレツを頂きました。炎天下の中、飲み水もなくご機嫌斜めになっていた連れもここのランチは気に入ったようで、けんかも回避できました。

マーチャーシュ教会

マーチャーシュ教会

13時になったのでいよいよマーチャーシュ教会です(1200HUF)。今回の旅のテーマ、シシィゆかりの地です。1867年にハンガリーに自治を認めてオーストリア=ハンガリー二重帝国が成立した際に、ハンガリー国王としての戴冠式を行った場所です。そのときシシィはハンガリー風の民族衣装を身にまとい、ハンガリー国民の支持を得たのだとか。内部には美しいステンドグラスや王冠のレプリカなども展示されていました。

くさり橋

くさり橋

そんなこんなで王宮散策を終えて、漁夫の砦前の階段から市街へ降りていきます。一般的にはケーブルカーに乗るのでしょうが、こういう路地をぶらつくのもいいですね。そのままドナウ川にかかるブダペストのシンボル、くさり橋を歩いて渡ります。

聖イシュトヴァーン大聖堂

聖イシュトバーン大聖堂

聖なる右手の礼拝堂

聖なる右手の礼拝堂


くさり橋の先にあるのが、聖イシュトバーン大聖堂です(50HUF)。聖イシュトバーンは西暦1000年に戴冠した初代ハンガリー国王です。なんとこの大聖堂には、その聖イシュトバーンの右手のミイラが安置されているのです。しかも、200Ft入れるとライトアップされるのです。誰かが200Ft入れてくれたおかげでライトアップされたガラスケースも拝めました。
この後入り口で客引きしていたオルガンコンサートのチケットをせっかくだからと購入し、明日の晩に行ってみることにしました。

ニューヨークカフェ

ニューヨークカフェ

その後、夕飯を食べて宿に戻って、一服してから、歴史あるカフェに行ってきました。1894年にオープンしたニューヨークカフェです。ボスコロホテルの1階にあるのですが、バロック様式の内装がすごいです。天井を見上げて首が痛くなること請け合いです。ケーキも美味しかったのですが、パスタも美味しそうでした。

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