テオティワカン

死者の大通り

晩、あんなに早く寝たのに起きたのは8時でした。朝マックした後、世界遺産ティオティワカンに向います。まずはメトロで北バスターミナルに。バスターミナルからは8番ゲートからピラミッド行きが出ているとお巡りさんにスペイン語で教えてもらいます。クレカは使えず片道40ドルでした。

バスに揺られること1時間、ティオティワカンの第一駐車場に到着です。

中に入ると広大な敷地にまずはケツァルコアトルの神殿が見えてきます。四方を城壁に囲まれている珍しいタイプの神殿です。一度ピラミッドの頂上まで上り裏に下りると、ライオンのような羽毛が生えた蛇ケツァルコアトルの像が飛び出ている神殿が現れます。他の神殿彫刻が無いので、この神殿はひときわ目立っています。ケツァルコアトルの顔もなんだか可愛いみたい(笑)

ケツァルコアトル

ケツァルコアトル

てっぺんからは太陽の神殿も見渡せます。ってこれからあそこまで行ってしかも登るのかと思わせてくれる光景です。

太陽のピラミッド

太陽の神殿を望む

太陽の神殿まで死者の道を歩きます。所々に遺跡があり、当時の様子を思いながら歩けばテンションも上がります。
太陽の神殿はエジプトのピラミッドに続く世界第三位の高さを誇ります。その分登るのが大変なのは言うまでもありません。しかも急勾配

太陽のピラミッド

太陽の神殿の勾配

でも、てっぺんまで登ると、そこからの景色は圧巻です。ティオティワカンを一望できて苦労が報われます。

太陽の広場

太陽の広場

ここから月の神殿までまた死者の道を進みます。途中ピューマの壁画が彩色された状態で残っています。当時はこんなように神殿が彩られていたんですね。想像するだけで胸熱です。

ピューマの壁画

ピューマの壁画

月の神殿の前には、巨大な像が立っていたそうですが、それは今は国立人類学博物館で展示されています。せめてレプリカでも立てておいてくれたらいいのに。月の神殿は途中までしか登ることができませんが、そこから伸びる死者の道と左手に見える太陽の神殿はティオティワカンの広大さがよく分かる構図です。

死者の大通り

死者の道

さて、月の神殿の側には第三駐車場があります。メキシコシティ行きのバスがここにも停まってくれればいいのですが、第一駐車場にしか停まらないとまた歩いて戻らないとなりません。それはしんどいので、土産物屋のオバチャンに聞いてみると、第三駐車場にも停まるとスペイン語で言っている気がします。いかんせん意思疎通が図れているのか微妙ですが駐車場の入口でしばし待っていると、やって来ましたよバスが。今回はドライバーに直接40ペソ払えばよいようです。帰りも終点はバスターミナルなんでしょうが、車中でタブレットのGoogle Mapを見ていると、途中でメトロ3号線の駅にも停まると予想できました。『地球の歩き方』しかなかった十年前と比べて格段に便利になりましたねぇ。メトロの方が乗り換えなかったのでここで下車。無事にシティに帰って来れました。

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