メキシコシティ

メトロポリタン大聖堂

路はるばる13時間飛行機に乗ってやって来ました。メキシコシティです。日本を午前中に出たのに、アメリカのダラス経由でメキシコシティに着いたのはお昼過ぎ。いやぁ、日付け変更線ってすごいね。時計的には数時間しか経ってない。でも、久しぶりの長距離移動で興奮したせいか、飛行機で一睡も出来なかった身としては、時差ボケ絶好調です。あ、つなぐ(映画)良かったですよ。感動して機内で泣いたのは初めてです。

そんなこんなでホテルでしばらく休み、15時過ぎに市内散策に繰り出しました。ホテルがソカロ周辺のLITZなので、歩いていけるテンプロ・マヨールへ。

テンプロ・マヨール

テンプロ・マヨール

カテドラルの裏手にある工事現場のような入口から入ろうとすると、守衛さんに飲食物の持ち込みは厳禁で捨てろと言われます。たとえそれがホテルから持ち出した未開封のまだ一口も飲んでいない水だとしても例外はありません。なかばやけくそに半分くらい飲んだ水をゴミ箱に放り投げてから、チケット購入、セキュリティチェックを通り、いざ遺跡へ。

ここは、アステカ帝国の都テノチティトランの中央神殿です。時代を経るたびに幾層にも積み重ねって造られているようです。中央の神殿には、心臓を乗せるチャックモールの像もありました。

チャックモール

チャックモール

遺跡を回ったあとには併設の博物館に。発掘された巨大な石板や、髑髏のツォンパントリの神殿などが意外と広いスペースにしっかりと展示されていました。

と、ここでもう疲労がピークに。ただとなりにあるカテドラルだけは行っとこうと、見て来ました。ガイドのおじいさんが案内してあげると声をかけてきましたが、ちょっと英語を聞く元気もないのでお断りしておきました。このカテドラルはバロック様式でそれはもう立派なもんですが、ケツァルコアトルの神殿を破壊した石材で建造されたそうで、旧世界の文明を容赦なく破壊するところがキリスト教らしいですね。

その後は近くのレストランで夕食。今まで何となく感じてましたが、こっちの人、英語ほとんど喋れませんね。さっきのおじいさんガイドだけです。レストランも、観光名所のそばにあるにもかかわらず、英語も写真もないメニューとスペイン語しか話せないウェイターさんに注文することに。で、何も分からず適当にゆびさして出てきた料理がこちら。

チキンパスタ

意味不明な料理

サワークリームのパスタにチキンのソテーが乗ったパスタです。いやぁ、重い。不味くはないんでしょうが、寝不足の身にはキツかった。そんなこんなで初日はそうそうにホテルに引き上げ、20時にダウンでした。

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