ボロブドゥール日の出ツアー

釈迦牟尼像

ランバナンを後にし、ジョグジャ経由でボロブドゥールへやって来ました。
ここではかなり奮発してボロブドゥール唯一のリゾートホテルManoharaに宿泊することに。このホテルは史跡公園の敷地内にあり、ボロブドゥールへの入場料は不要で出入り自由。さらに、開園6時前にボロブドゥールに入り頂上で日の出を見るツアーも開催しており、宿泊客は一般の半額で参加できるのです。
『歩き方』によれば6時の開園と同時に遺跡は人でいっぱいになってしまうため個人旅行者に人気のツアーということなので、この日の出ツアーは団体客のいないボロブドゥールを独り占めにするには最適のハズ。
ということで、参加してきました「ボロブドゥール日の出ツアー」

日の出ツアー、ホテルを出発したのは何と、朝4:30。当然、あたりは真っ暗です。懐中電灯を持ったホテルの係員に連れられ、ボロブドゥールの入口へ。入口からは自由行動で、頂上まで勝手に登っていきます。
4:50には頂上に着き、確かに誰も居らず、ボロブドゥールは我々の独占状態ですが、日の出にはまだまだ時間がありそうです。

夜のストゥーパ

夜のストゥーパ

こんなに早く来る必要はあったのか?
真っ暗なのでとくにすることもなく、ひたすら待ちます。と、下から懐中電灯の明かりが。誰か登ってくるようです。どうやら他の観光客のようです。
ん?
ボロブドゥールの開園時間は6時のハズでは? なぜこんな早い時間に観光客が来るのでしょう。
と、疑問に思うのも束の間、あれよあれよという内に団体の観光客がわらわらとやって来ました。中には日本人のツアーグループもいます。
どうやら、日の出ツアーはManoharaホテルの独占ではなく、ジョグジャカルタの旅行会社も催行しているようです。空が明るくなる頃には
頂上はツアー客で埋まってしまいました。
何が、個人旅行者に人気で、何が、開園と同時に観光客で埋まってしまうのでしょう。開園前にツアー客で埋まってしまってます。
そして肝心の日の出ですが、
朝靄で太陽は拝めませんでした。

ボロブドゥール日の出ツアー

日の出ツアー

何のための早起きなんだか・・・。
というわけで、日の出ツアーは散々でしたが、ボロブドゥール自体は最高でした。ツアー客が頂上で何やかんやしている間に、一足先に降りて誰もいない第一回廊を楽しみましたし。第一回廊は仏陀の生涯が描かれています。レリーフを一枚一枚じっくり見ることができました。
なんせ、まだ6時ですから。

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関連ページ:
ボロブドゥール Borobudur

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