列
車でブダペストからスロヴァキアの首都ブラチスラヴァに向かいます。朝8時にチェックアウトして意気揚々とブダペスト東駅へ。
残ったハンガリーのお金(1,190HUF)ほぼすべてを使って朝マック。で、昨日買った国際線のチケットは、ブラチスラヴァの往復券で座席指定はしていないため、コンパートメントの座席にReservedとなっていない場所を探します。が、そんな場所はなくほぼすべてReserved。でもよく見ると、駅の名前も書いてあってその区間が予約されているだけなので、その区間でなければ座れるんですね。ということでブダペストからブラチスラヴァ間の予約が入っていない座席を発見し、確保。これで長旅も座っていくことができて一安心です。
ところが、待てど暮らせど、列車が出発しないのです。せっかく朝早起きして出てきたにもかかわらず、車両トラブルで車内でずっと待機。結局、列車が出発したのは、定刻から2時間近く経過してからでした。
そんなこんなでブラチスラヴァのホテルに着いたのは14時。しかも雨まで降ってきました。今日はなんだかついてないです。ホテルは、鉄道駅と旧市街のちょうど中間にあるPension Petit。駅から93番のバスで2つめの停留所です。バスを待っている間、駅前のパン屋でサンドイッチ(€2.6)を買って簡単なお昼を済まし、宿に移動。そして、ブラチスラヴァには1泊しかしないつもりなので、早速観光へ。旧市街へ歩いて行きます。時間がないのはすべて、遅れた列車のせいだ。
まず、旧市街の入り口ミハエル門が見えてきました。このミハルスカー通りから見る門は、旧市街の代表的な撮影スポットです。
通りを歩いていると、また雨が強くなってきたので聖マルティン教会に逃げ込みます。2階はちょっとした宝物館(€2)になっていて教会ゆかりの品々が展示されていました。雨が上がったので、このままブラチスラヴァ城まで小高い丘を登っていきます。
そうすると、お城の城門が見えてきました。このシギスムンド門をくぐってお城へ向かいます。中世の雰囲気を醸し出していい感じです。
ブラチスラヴァ城は四角いちょっと変わった形をしています。ひっくり返したテーブルみたいと言われているんだとか。内部は博物館になっており、昔のコインとか発掘品が見られたのですが、入場料が高い割に。。。でした。ただ、お城からはドナウ川とブラチスラヴァの町並みを一望できて登ったかいはあります。
お城の後は旧市街に戻り、旧市庁舎、大司教の館、国立劇場、フランシスコ教会などを見て回りました。また、観光案内所に立ち寄って、明日のウィーンへの行き方も確認。列車はウィーンからブラチスラヴァへは安い往復チケットがあるにもかかわらず、その逆はなくてしかも片道の値段が高いのでバスで行くことにしました。バスターミナルは旧市街から離れたところにあるのですが、BLAGUSSというバスは、聖マルティン教会からブラチスラヴァ城へ行く横断歩道から見えたMost SNPというバス停から出ていて、チケットも安く(€7.2)、かつドライバーさんから買えるということだったので、このバスでウィーンに行くことにしました。観光案内所、ナイス情報です。
その後は降ったりやんだりの雨に翻弄されつつ、アイリッシュパブで夕食。結局、スロヴァキア料理を食べてないけど、ま、いっか。
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ブラチスラヴァ Bratislava