飛行機が遅延するとどうなるか

アエロフロート

回、シルバーウィークを利用してチェコはプラハに行って来ました。
ただ、手配が遅かったので、安いチケットは完売し、泣く泣くアエロフロート航空で行くことに。で、そのアエロフロートなんですが、やっぱりやらかしてくれました・・・
モスクワで当日乗り換えのプラハ行きのチケットだったのですが、機体整備のため何と3時間半も遅延し、当然、モスクワでの乗り換えに間に合わず、モスクワで1泊するハメに。この貴重でもない体験を綴ってみたいと思います・・・
(ちなみにアエロフロートは過去2度利用して、2度とも遅延しました。つまり、今のところ、遅延率100%です。)

まず、チェックインカウンターで3時間半遅れという衝撃の事実を知らされます。そして、モスクワ泊になること、トランジットホテルはアエロフロートが手配するが、自分で予約していたプラハの宿のキャンセル料は払ってくれないことを伝えられ、揉めます。
しぶしぶ納得すると、時間がお昼前のせいか、空港内レストランで使用できるお食事クーポン(1500円分)をもらえます。そう、搭乗時間の2時間前に空港に着いているわけですから、あと5時間強も空港で待たないといけないわけです。とりあえず、お食事クーポンでお昼を食べ(ちなみにお釣りはもらえません)、空港をぶらつくもすることはなく、テラスに出て飛び立つ飛行機を眺めてみるも5分で飽き、苦痛の5時間待ちをするわけです。

んで、なんとか定刻の3時間半遅れで飛行機が出発し、一路モスクワまで10時間半の空の旅です。モスクワのシェレメチボ国際空港に到着しても、アエロフロートのスタッフの先導や指示はまったくなく、自力でトランジットカウンタに向かいます。そこで、さらに待たされること2時間。どうやら、当日乗り継ぎのお客を先に処理し我々のような1泊組は後回しにされているようです。向こうから見れば合理的ですが、そっちの都合でプラハでの滞在時間を削られるハメとなったこちらとしては釈然としないものがありますね。
で、最終的にトランジットのホテルに連れられて行かれたのは、現地時間の23時過ぎ。さぁ、休めると思ったら、ホテルでディナーが出ると。しかも部屋の準備ができていないらしく、ディナーは強制参加です。ただ、日本時間では午前4時。朝から、前菜、メイン、デザートといったちゃんとしたコースを食べるのはキツイッス。
せっかくのディナーもほとんど残し、チェックインしようとするとまた渋滞。それもそのはず、ロシア人は明日はホテルまでバスが迎えに来てくれるのか、何時に集合すればいいのか、モーニングコールはあるのかとかまったく説明してないんですもの。みんな不安ですから、チェックインの時に聞き、各組ずつ説明しているから時間がかかるのです。しかも、日本人も英語がまったく分からず何度も聞き返すから余計に時間がかかる。もう思わず通訳を買って出てしまいましたね。

んで、ここでも仰天のできごとが。なんと部屋が足りないから、二人で一部屋にしろと。つまり、一人旅の人はここで見ず知らずの人と部屋で二人きりにされるのです。一人旅でドミトリーは慣れていますが、いきなり二人きりで同じ部屋に泊まる経験はないよね。旅行中に意気投合してツインルームをシェアしたことはありますが、いきなり会って部屋で二人きりって怖くね?
さらに、部屋に入ると、歯ブラシなどのアニメティグッズはないわ、タオルも1つしかないわ(見ず知らずの他人とタオルまで共有しろというのか!)、サイテーでした。さすがにタオルは文句を言って持ってきてもらいましたが。

というわけで、飛行機が遅れるとさんざんな目に遭います。ただし、アエロフロート航空に限るかもしれませんが・・・

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