Top»旅行記»ヴァッハウ渓谷ドナウ川クルーズ

ーストリア、2つめの世界遺産はヴァッハウ渓谷です。ドイツのライン川と同じようにクルーズ船でドナウ川下りができる観光名所です。ÖBB(オーストリア国鉄)がメルクまでの片道切符、メルク修道院の拝観券、メルク~クレムス間の乗船券、クレムス~ウィーンの片道切符がセットになったコンビチケットなるものを販売しているということで、このルートに乗っかることにしました。

8:30にウィーン西駅に行って、コンビチケットを購入、そのまま列車に乗り込みます。せっかくだから2階席に。列車はとてもきれいで快適でした。

10:20にはメルク駅に到着しました。列車から降りて少し歩くともうメルク修道院の大きな建物が見えてきます。

メルク修道院

メルク修道院

祭壇

祭壇


メルクは小さい町なのですが修道院は丘の上にあるので、どこからでも見えるんですね。早速修道院へ向かいます。この修道院、天井のフレスコ画やバロック式の建物自体も見事ですが、中でも見所は12世紀から収集された蔵書が収められている図書室です。中世の趣を色濃く残し、当時にタイムスリップしたようです。残念ながら図書室内部は撮影禁止となっているので、記憶にしか残せませんが。。。

メルク修道院を後にしたら、町中で昼食です。その後13:50発の船でいよいよドナウ川クルーズです。メルク市街から桟橋までの道が分かりづらいので、観光案内所で地図をもらい道を教えてもらいました。町の外の道路沿いに10分ほど歩くと桟橋がありました。クルーズ船は、DDSG社とBrandner社の2社ありコンビチケットでどちらにも乗船可能なようです。しかもどちらも13:50発で途中止まる町もクレムスに到着する時間も一緒。すごい無駄ですねー。30分でも時間ずらしてくれれば選択の幅が広がるのに。

クルーズ船は1階が船内で2階が外になってました。せっかくなので2階で景色を眺めながら川下りを愉しむことに。ただし、あいにくの天気ですごい寒かったですが。

シェーンビュール城

シェーンビュール城

出航してまず最初に見えてくるのが、シェーンビュール城です。このお城は別名「ドナウの女王」とも呼ばれる美しい居城です。今見られる姿は、19世紀に改築されたものですが。

アッグシュタイン城

アッグシュタイン城

次に見えてくるのは、断崖絶壁に建つアッグシュタイン城です。15世紀には盗賊貴族が捕虜をこの断崖から落としたとか。

ヴィレンドルフ

ヴィレンドルフ

お次は、ヴィレンドルフです。お城はありませんが、ここで旧石器時代の女性像ヴィレンドルフのヴィーナスが出土しました。今で言うヴィーナスとは似ても似つかない姿ではありますが、旧石器時代に人為的に女性像が作られていたことは大一級品の資料となっています。実物は、ウィーンの自然史博物館にあるんですけどね。

ヴァイセンキルヒェン

ヴァイセンキルヒェン

さらに下ると、ヴァイセンキルヒェンがあります。ここでは典型的な要塞教会や白ワインのブドウ畑が見られます。

デュルンシュタイン

デュルンシュタイン

デュルンシュタインでは、ひときわ目を引く青い鐘楼を持つ教会が出迎えてくれます。川面に映るその姿が美しいです。さらにその背後には、ケーンリンガー城が見えます。このお城では、1192年第3回十字軍の帰路にあったイングランド国王リチャード獅子心王がオーストリア公レオポルト5世によって幽閉されました。ただ、幽閉といっても、リチャード王はこの城でバカンスを満喫していたようです。

次のクレムスで終点です。寒空の下、ここまでがんばったので、残りは船の中に入って過ごすことに。船内は暖かかったですが、人がいない。。。

クレムスで下船し、町中を散策しながら、鉄道駅まで向かいます。途中、シュタイナー門や教会を見学したり、カフェでお茶したりして、17時の電車でウィーンへ。

シェーンブルン宮殿コンサート

シェーンブルン宮殿コンサート

夕食後は、シェーンブルン宮殿でのコンサートに行ってきました。日本からネットで予約済みで、20:30開演。しかも、この日は会場がオランジェリーではなく、大ギャラリーでの開催でした。コンサート自体はまぁ、観光客向けなのでものすごいよかったわけではないですが、場所が最高。大ギャラリーは、王宮舞踏会が多々開かれた場所で、あの進まなかったウィーン会議もここで踊りまくっていたわけです。昼間の通常の観光では写真撮影禁止なのですが、コンサート前後は撮影OKということで、撮りまくっておきました(笑)

というわけで、今日も満足な一日でした

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