神
々の集う島、神津島に鎮座する天上山。花の百名山にも選ばれている自然豊かな山。そんな天上山に登ってきました。ホントはダイビング目当てで行った神津島だったのですが、天上山のほうがすごかったわけで。
天上山は、一年中花が咲いている花の百名山でもあり、ダイナミックに景観が移り変わる山でもあり、低山と侮ることなかれその辺にある山とは比べものにならないくらいおもしろい山です。
今回は金の力にものを言わせ、白島登山口までタクシーという暴挙に出つつ、登山を開始しました。白島登山口からの登山道は鬱蒼とした森の山道。なんとも言えないいい雰囲気が漂っています。森のトンネルを抜ける感じは若干トトロの世界。若干ですけど。
不入ガ沢に至ると展望が開け、景観もがらっと変わります。
天上山には涸れた池が点在していて、湿地となっています。そのうちの1つである不動池には龍神様が祀ってあり、けっこういい雰囲気を醸し出しています。
天上山山頂からは神津島港が一望できます。これもまた絶景です。
花の百名山の異名もあるので花はというと、残念ながらオオシマツツジの絶景シーズンは過ぎていましたが、それでもリョウブやスカシユリ、ネジバナ、キキョウなどを見ることができました。
さらに進むと、裏砂漠と呼ばれる場所に出ます。見てください。この光景。今までの緑あふれた山の上とは思えない。思わずスターウォーズごっこをやってしまう光景です。見渡す限り植物もなく、まさに砂漠。砂地で雨水の浸透率が高いから植物が生えないのでしょうか?よくわ分かりませんが幻想的な景色です。
このように、小さい山なのにめまぐるしく変わる植生や景色。天上山、すてきな山です。
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